Break time

中山道を歩く!

今回は中山道を歩いてみました!岐阜県中津川市の馬籠宿から長野県南木曾町の妻籠宿までの道のりは約7㎞、時間にして約3時間くらいかかります。この区間は外国人にも人気のルートで”サムライロード”とも呼ばれているようです。実際、当日は外国人の方も多く見かけました。妻籠宿から馬籠宿だと登り坂が長くなりますので、馬籠宿から妻籠宿へと向かうルートを今回は選択しました。さあ、いざ出発です!

今回の旅程表

(1日目)

・東京~名古屋:新幹線で約1時間40分

・名古屋~中津川:特急で約50分

・中津川~馬籠宿:バスで約20分

・馬籠宿~妻籠宿:徒歩で約3時間

・妻籠宿~富貴の森(本日のお宿):ホテルの送迎バスで約10分

(2日目)

・富貴の森~南木曾:ホテルの送迎バスで約20分

・南木曾~奈良井:普通電車で約1時間20分

・奈良井宿を散策

・奈良井~松本:普通電車で約50分

・松本市内を散策&食事

(3日目)

・松本~上高地入り口(さわんどバスターミナル)へ(レンタカーで約1時間)

・上高地入り口~上高地へ(バスで約25分ほど)

・帰宅(上高地~上高地入り口~松本~長野~東京)

1日目:馬籠宿~妻籠宿へ

自宅を出たのは7時半ごろで、品川駅から新幹線(のぞみ)で名古屋へ向かいます。のぞみに乗るのは何年ぶりでしょうか。停車駅も少ないので、1時間40分ほどで名古屋駅に到着です。新幹線内では妻とAmeba TVを観ながら過ごします。

名古屋駅に到着したら、特急(しなの)に乗り換えて、岐阜県の中津川市に向かいます。特急列車で約50分ほどで中津川駅に到着です。中津川駅からは馬籠宿行きのバスがありますので、バスを利用して馬籠宿へと向かいます。バスの中には外国人も多く乗っておりました。バスで約20分ほどで馬籠宿に到着です。

(なかなか洒落た標識ですね。江戸に向けて出発です。)

馬籠宿の入り口から馬籠峠までは登り坂が続きます。当日は小雨が降ったりはしていましたが、歩く分には問題ない程度です。夏の日差しを避けるうえではちょうど良かったのかもしれません。また、小雨であれば私の天敵である蜂に出くわす可能性も低くなるのでほっとしました。

江戸時代から残る街並みが素敵でした。

坂道はなかなかきついですが、いい運動となりますので苦にならなかったです。とてもいい感じですね。

馬籠宿には日本人の観光客も多くいますが、実際に馬籠宿から妻籠宿へ向かう方はあまり多くいません。近くのお店の方のお話によると、実際に歩く人は外国人が多いそうで、日本人はそんなに歩かないそうです。

(馬籠宿らかの風景)

馬籠宿から馬籠峠を目指します。ひたすら坂ですが(約2kmくらい?)、ひたすら上るしかありません。途中トイレが所々にありますので、その辺の心配は無用かなと思います。水分補給は大事ですので、自動販売機でお水を補給しました。

(十返舎一九って社会科の時間に習いましたね…笑)

ひたすら歩くこと1時間ほどでしょうか、馬籠峠にようやくたどり着きました。馬籠峠のところには”峠の茶屋”という素敵な茶店がありますので、是非立ち寄ってみてください。当日は軒下に外国人グループがいましたので、写真を撮るのを失念してしまいました。代わりにリンクを張っておきます。

【妻籠】峠の茶屋 | ぶらり なぎそ -南木曽町観光協会- (nagiso.jp)

(馬籠峠:馬籠峠を過ぎると長野県へ突入です)

あとは下るだけです。

馬籠峠を過ぎると、基本的には下り坂となりますので、だいぶ楽になります。逆(妻籠宿→馬籠宿)だと結構キツイので、このルートで正解でした。途中休憩所がありますので、立ち寄って少し休憩しました。無料でお茶が飲めます。

10分ほど休憩して、出発です。黙々とひたすら歩きます。足はたしかにきついのですが、でも充実した気分を味わうことができます。普段は都会の喧騒の中で生きていますので、自然と直に接することで気分がもの凄くよくなります。

途中、男滝(おだき)、女滝(めだき)という滝を通ります。水量がとても多く、滝から水が落ちる際に発生する風圧が凄かったです。

ひたすら歩いてやっと妻籠宿へ到着です。時間にして約3時間です。小雨がちょうどよかったのかなと思います。晴れていると熱中症になるかもしれないですね…。

妻籠宿に到着することろには、雨が少し強くなってきてしまいましたので、妻籠宿内の散策はほとんどせずに、宿に向かうことにしました(残念)。

幸運を呼ぶかもしれない猫に別れの挨拶を告げて、本日の宿に向かいました。

本日のお宿は富貴の森となります。妻が予約したお宿ですが、妻の楽天ポイント(マイナポイント20,000円分)を利用しましたので、料金を抑えることができました。インバウンド需要が戻ってきたこともあるともいますが、最近のお宿は高くなってきましたね…泣。

夕飯はこんな感じです。美味しかったです。

宿の部屋はこんな感じです。

1日目は、約10km程歩きましたので、へとへとになりました…笑。

2日目:奈良井宿からの松本へ

2日目の朝はあいにくの天気となってしまいましたが、午後からは天候が回復するということもありましたので、予定通り奈良井宿に向かうことにします。宿の送迎バスで南木曾駅まで送っていただき、その後電車で奈良井宿へと向かいました。

下記は奈良井宿の入り口です。標識が渋いですね。

奈良井宿は全長1km程ありそうな感じでした。馬籠宿や妻籠宿に比べて規模は多きく、お店もたくさんありました。

途中、ジョンレノンが愛したというソフトクリームを販売しているお店に立ち寄り、アイスクリームを購入しました。妻が大絶賛していました…笑。

『ジョンレノンのソフトクリーム』by ちゃご : さつき庵 – 奈良井/揚げ物 [食べログ] (tabelog.com)

奈良井宿には、食事の時間も含めて約2時間ほど滞在しました。馬籠宿や妻籠宿と比べて整然とした感じでした。観光客もそれなりに多くいました。昼食の際に立ち寄ったラーメン店の店主によると、コロナ前の水準に戻っているとことでした。観光業界は、コロナ禍で大打撃を受けて苦しかった方も多くいらっしゃるかと思いますが、少しずつ景気が回復しているようでしたのでよかったです。

奈良井宿を後にし、電車で松本市へ向かいます。松本に到着するころには天気もすっかり回復しておりました。当日のお宿であるビジネスホテルに荷物を預けて、松本城へと向かいます。

松本城は私がこれまで見てきたお城の中で一番かっこよかったです。とても人気があるのか、天守閣は大変混雑しておりました。(外国人観光客も多かったですね)

また、近くに国宝の旧開智学校の校舎がありましたので、どんなものか立ち寄ってみたのですが、残念ながら改修中で中に入ることはできませんでした…。

(頭が良さそうな名前していますね。)

ホテル近くの居酒屋で夕飯を食べてこの日は終了です。

3日目:上高地へ

3日目はレンタカーを借りて、朝から上高地へと向かいます。上高地は車での侵入が許可されておりませんので、実際には上高地の手前にあるさわんどバスターミナルまで向かい、そこからバスで約25分かけて上高地へと向かいます。松本市内からさわんどバスターミナルまでは車で約1時間ほどの移動時間となります。なお、さわんどバスターミナルから上高地までのバスの料金は往復で1人約2,400円かかります。

上高地でまず最初に立ち寄ったのは”大正池”とい池となります。大正時代に近く焼岳の噴火によりできた池だそうです。池というよりかは湖ですよね…笑。

モネの絵画に出てきそうな感じですね✨

下記は田代池となります。熊が最近出没したらしいです。怖いですね…。

素敵な自然が続きます。

途中でなんと、野生の猿に遭遇です!この辺りには野生の猿がたくさんいました。

そして目的地のかっぱ橋に到着です。もっとレトロな雰囲気のある橋なのかなと思っていたのですが、現代的なしっかりした橋でした…笑。

歩いていると大分お腹が空きましたので、近くのお店で昼食をとります。観光地価格で少し高めな気がしますが、名物の山賊焼き(2,000円ほど)を食べました。正直に言うとあんまり美味しくなかったです…泣。鶏肉のお肉がレンジでチンしたかのような感じで、パサパサとしていました…。たまに観光地にありますよね。そういうお店。残念でした。

昼食後、軽く散策をして上高地へ別れを告げる時間がやってきました。自然がたくさんありとても癒されました✨

自然がとても豊かですね。川の水はとても冷たいですね。そのまま飲めそうでした。

さわんどバスターミナルに戻り、少し時間がありましたので、バスターミナル近くの露天風呂で今回の旅を締めくくります。小さい温泉でしたが、人があまりいませんでしたので、ゆっくりと温泉につかることができました。

さいごに

今回は2泊3日で岐阜・長野を観光いたしました。岐阜を訪れるのは実に7年ぶりぐらいですね。だいぶ前ですね。前回はクラブツーリズムでの団体ツアーでした。団体ツアーだと限られた時間でいろいろな場所に訪れるため、1つ1つの場所にあまり時間をかけることができないのが難点となりますね(その分旅行代金を安くできますが)。その点、今回のような個人旅行は時間をあまり気にすることなく、好きなところを巡ることができるのが良いですよね(その分旅行代金は高くなりがちですが)。今回は自然豊かな場所を巡れて、とてもリラックスすることができました。まだまだ暑い日が続きますが、頑張れる気持ちになれました。