税務ブログ

手術を受けてから医療保険に思うこと~実体験の共有~

税金の話ではないですが、昨年ちょっとした手術を3回受けました(期間を開けての手術)。命に関わるような重病ではないのですが、初めての全身麻酔手術ということもあり不安でしたが、術後も日常生活を問題なく過ごせておりますので、とりあえず安心です。

当時は仕事がもの凄く忙しく、手術で仕事を休むのが惜しくて、病室でも仕事をする決心をしました。クライアントミーティング等もありましたので、個室を取らざるを得ず、1泊11,000円の差額ベッド代は正直ため息がでました…。3回の手術で延べ9日間、差額ベッド代だけで99,000円となります。3回の手術代も合わせると相当な赤字になるっぽい…。

結果は、、、なんと黒字でした…!そんなことあるのかと思う方がいるかもしれませんが、詳細は下記となります。

<某月:準備手術を含め2回の手術を受ける>

①窓口負担:153,288円

②大同生命からの保険給付金:138,000円

60,000*2(手術1回につき60,000)+3,000*6

③健康保険組合からの給付金:67,288円

私が加入している健康保険組合では自己負担額20,000円を超える部分の金額は給付されることとなっておりますので、医療費の自己負担額は最大2万円までとなっております(これがかなり大きい)。

④収支:52,000円のプラス

<某月:1回の追加手術を受ける>

①窓口負担:169,370円

②大同生命からの保険給付金:69,000円

60,000*1(手術1回につき60,000)+3,000*3

③健康保険組合からの給付金:116,370円

④収支:16,000円のプラス

なんと、3回の手術を受けて、すべて個室を取ったにも関わらず合計68,000円のプラスの収支となっていました。

なんと言っても一番大きいのは健康保険組合からの給付金です…!自己負担額20,000円を超える部分を給付してくれる素晴らしい健康保険組合でした✨手術を受けることは滅多にありませんので、そんな制度があることを正直知りませんでした。その後、いろいろ調べたのですが、自己負担額についてはバラツキがあるものの、大手企業や公務員については自己負担額は20,000円台で設定されているようです。

ちなみに大同生命の保険については、以前勤めていた会計事務所に付き合いで加入したようなもので、月1,000円ちょっとの最低限の補償内容となっておりましたが、それでも差額ベット代をカバーできましたのでなかなか良い保険だなと今更ながらに思いましたし、日本の医療制度はほんとに素晴らしいなとあらためて思いました。

今回伝えたいこととしては、上記のような私の経験もありますので、現在加入している医療保険が高い方については医療保険を見直してみてはどうでしょうか?ご自身が加入している健康保険組合など総合的に判断をして、医療保険の変更等の見直しをすると、思いのほか家計の負担が下がるかもしれないですね✨